報告2 |
|
|
|
|
|
|
|
|
2004/10/31 |
10/30(土)JSCA新潟の応急危険度判定に参加 |
|
梶井 |
判定士:酒井秀晴、長橋鉄雄、梶井照仁、梶井佐知子 |
|
|
|
1.JSCA新潟の応急危険度判定に対する準備 |
|
・10/28(木):国土交通省と新潟県からJSCAに地震に対する援助の要請があった。これを受けて、 |
原則として新潟県外のJSCA会員は国土交通省を担当し、JSCA新潟は新潟県を担当 |
とすることとなった。なおJSCA新潟は県外会員も受け入れることとした。 |
|
:県住宅課に10/30は2チームが参加できることを連絡する。 |
|
・10/29(金):JSCA新潟のボランティアを正式に立ち上げ、午後6時から9時まで応急危険度判定 |
の資料とビデオを見ながら勉強会を行う。(場所:建構造研究所、参加者:8名) |
|
:ボランティア参加者リストおよび参加可能日を一覧表にまとめ工程表を作成する。 |
|
:県から午後7時20分頃、明日朝の集合場所と時間(小千谷市役所に午前9時)の指示が |
あった。 |
|
・10/30(土):小千谷市立の保育所他15施設(16棟)の調査を行った。2チーム(1チーム2名+市職 |
員)で調査者は酒井、長橋、梶井(照)、梶井(佐)の4名であった。 |
|
|
2.応急危険度判定結果報告 |
|
・行程:新潟中央インター(6:40)→中之島見付インター→8号→17号→市役所裏の原信(8:00)→小千谷市役所 |
|
(8:30)→市内保育園他調査→小千谷市役所(6:10)→17号→8号→中之島見付インター→新潟中央インター(7:30) |
|
・新潟から小千谷までは1時間20分であった。10/26(火)は3時間かかったので道路事情は日に日によ |
くなっているようだ。 |
|
・小千谷市立の保育所他15施設(16棟)を調査する。2チームでそれぞれ8施設と7施設を担当する。 |
・RC造は15棟であった。一つは斜面の崩壊により要注意、一つは不同沈下(直接基礎で液状化現象が原 |
因)により建物傾斜が大きく危険となった。残りのRC造13棟とS造1棟は調査済となった。 |
|
|
・応急危険度判定の写真および調査場所までの間に被害を受けている建物の写真を添付する。 |
|
3.まとめ |
|
・小千谷市の所有施設の保育所他が対象建物であった。外観および内観調査を行い、園長先生から建物の |
様子を聞きながら調査するため、時間は1棟につき約40分かかった。 |
|
・地震によるRC造の柱、壁のひび割れはほとんどなかった。躯体と天井の接続部で天井が割れているも |
の、また床仕上げの不陸が生じているものがあった。 |
|
・鉄骨造では天井および軒天の落下に注意が必要であったが外壁等には被害はなかった。 |
|
・建物周辺の地盤の被害が多く見られた。出入口や犬走りなど土間コンクリートが被害を受け、段差が付 |
いている建物が見られた。 |
|
・傾斜地の地盤が崩壊し盛土に大きな亀裂が生じていた。 |
|
・液状化現象が原因で直接基礎が不同沈下を起こし傾斜している建物があった。その周辺では電柱が傾き |
転倒してるものがあった。 |
|
・1階車庫2階倉庫の壁量が少ない建物の倒壊が目立った。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|